Vol.13「情熱が生んだ、スノーチップス」

2025.12.19

目指したのは、
チョコレートのような
チップスでした。

 
2024年の誕生以来、高い人気を誇っているスノーチップス。チップスと聞くと、ポテトと思う方も多いのではないでしょうか?実はこれ、チョコレートをたっぷり練り込んだ生地にチョコを吹きかけ、最後に粒状のチョコをまとわせた「トリプルチョコレートチップス」なんです。独特の食感やリッチなチョコレート感には、どのような工夫が凝らされているのでしょうか。スノーチップスの開発に携わった研究開発部の土橋翔さんが、おいしさの秘密や完成までのエピソードを教えてくれました。 
 

  
二人の熱いやり取りから生まれた
誰も見たことのないお菓子。
 
「今までにない、まるでチョコレートのようなチップスをつくりたい」。SNOWSを手掛ける、代表の長沼真太郎のアイデアから始まった、スノーチップスの開発。「面白いなと思いましたね。チョコを使った薄いお菓子って、私が知る限り存在しなかったので。実現したいと思いました」と振り返る土橋さん。
まず取り掛かったのは生地づくりです。「普通に焼くと平らになってしまうので、それではつまらない。そこでカーブを持つ薄い生地にしようと思ったんです。試行錯誤の末、曲がった網の上に生地を置いて焼く方法にたどり着きました」。

 

 
よりチョコを感じてもらうため、原料はジャガイモではなく小麦粉に。「“パリ”の中に“サク”がある。パリサクな食感を目指していたんです。そのために何度も素材の配合を変えたり、生地を手で伸ばし直したり。これだと思うまで3カ月はかかりました」。最終的に表面だけを揚げ焼きする独自の製法を編み出し、油っぽさのないパリサクな食感が実現します。「開発中、長沼社長とは週1回の会議のほかにも、頻繁に連絡を取り合いました。いいものができたら、すぐ味見してほしかった。社長の移動のすきま時間に私が駆けつけて、外で一緒に試食しました」と笑います。スノーチップスは、二人のあふれる情熱でつくり上げたのです。
  

  
トリプルチョコレートが
織りなす新しいおいしさ。
 

スノーチップスの大きなポイントは、小麦粉と自社酪農場の放牧牛乳を使った生地にビターでカカオの香りが高いチョコを練りこんであること。これがチョコの味を最大限に引き出します。
また、冷めると飴のように固まる砂糖の性質を生かした独自の素材配合で、独特のパリッとした食感を生み出しました。纏わせるチョコは、優しい味わいにするためにビターチョコとミルクチョコを合わせたものに。纏わせる量が多いと、後につけるパウダーがかたまりになってしまうので丁寧に調整します。

 

  
仕上げは、甘めのミルクチョコを使ったパウダー。手作業でまんべんなくチップスを包み込みます。土橋さんの思い入れが特に強いのが、このパウダー。
「当初はカカオパウダーのみでと話していたのですが、より良いものにしたくてオリジナルのブレンドパウダーを開発したんです。結果、さらに色味が美しく、リッチな風味になりました」。おいしいものを、よりおいしく。手間ひまを惜しまないひと工夫が、あらゆるところに散りばめられています。

 

 

  
たくさんのひとに、
驚きの味わいを。
 

袋の底に残るチョコの粉まで食べることが、土橋さんのスノーチップスの楽しみ方。「パウダー単体でもおいしいんです」と笑顔を浮かべます。「ここまで人気の商品に育ってくれたことが、すごくうれしいですね。開発に携われたことは、私の誇りです」と打ち明けてくれました。開発者の土橋さん自身が「ついつい食べてしまう」ほど、おいしさは保証付き。「チョコが少し多くかかっていたり、かたまっていたりするのも手づくりならでは。チョコが多めでラッキーと思って味わってもらえたら」。今までにないおいしさで、お客さまを驚かせたいという思いから始まったスノーチップス。独特の食感と贅沢なチョコの味わいに、今シーズンも多くの人が驚くことでしょう。
 

 

※撮影・取材 2025年10月

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